チラウラえっくす

チラシの裏のような駄ブログ

架空とは空中に架け渡すという意味なり

言われてみればそうじゃん!

今の今まで、もうひとつの“実在しない”的な意味のほうしか考えてなかった。

(ワタクシが阿呆なだけなんですけどね ToT;)

 

というわけで、

“映像研には手を出すな!”(アニメ版)

が、最終回を終えたわけなんですけど……
(ズイブン前じゃん! ^o^;)

 

ええとですね……

おもしろかったのは間違いないのですが、

良作だったればこそ、もうちょっとこう…… て、感じがですね……

 

テーザー銃で制圧しておいて退学とか、
ペイント弾で応戦(意味不明)とか、

こまけぇこたぁいいんだよ的な作品であるとは思うんですが……
(そもそもどこまで妄想なのか不明。日本が隕石の穴ぼこだらけだったり)

 

教頭先生がちょっと投げっぱなしな感じだったのが残念でした。


「金もうけはなぜ教育的ではないのかという部分は明言を避けていますね」

「保護者をはじめとする学校外の人間が、生徒が金と関わることを問題視するんだよ」
「学校は圧力に弱い。
あんたたちの金もうけを認めることで発生する学校側のリスクが大きすぎるんだ」
「学校側もしがらみが多くてねェ……」
「勝手なことされたら困るのよねぇ。地域と学校の関係もあるのに……」

「そもそも商工会には製作費の援助をお願いしたのではなく、
共同事業を提案したのです。そしてあちらが決断しました」

「ともかく、イベントに参加するにしても金銭の授受禁止」

「作品の著作権は個人にあります。コメットAの参加までは映像研として、
販売と金の回収は著作者個人の意思で行います」

「町おこしに参加することで生徒にビジネスを学ばせる地域密着型教育を
推進する芝浜高校の教育方針が各所から称賛されているようです。
もはや学校側は我々の活動を認めざるを得ません」


外部からの逆の圧力を発生させればいいわけです。

金森氏、大勝利!

 

一応、わかるんですが、

「そろそろ学校側が動くぞ」とか、
「なぜに教頭が日曜に……」とか、
「教頭が圧力かけてんだ」とか、
かなり思わせぶりに時間も割いて描写していたのに……

例えば、教頭が「ぐぬぬ……」なってるとこだったりとか、
意味ありげな表情の横顔をちょっと入れるのとか、
もうちょっとなんかあってもいいのに、って思ったわけですよ。

スマホでネット情報をチェックしたり、
コメットAの会場(会場まで来てる!)で柱のカゲから見てるカットや
出来上がったDVDをどうやってか入手してみてるカットが
挿入されてますけど、見守ってる的なことなのかもしれませんが、
ココロのうちがわかりづらいんすよ。

 

顧問の先生も、

映像研のために休みがなくなったりしてるのに、
もちょっとわかりやすく見せ場があると思ってたのに、
ありませんでした。
廃車の中で徹夜でゲームしてたり、おそらく出来上がったDVDを
こちらもどうやってか入手して見てるのであろう描写
(ていうかなんでクルマの中なんだよww)はありましたが、
いちいちめんどくさいんですよ。
考え始めるとグルーブ感にひたれないっていうか……
(当方がアホウなだけでしょうけど)

 

生徒会書記も

「外に出すぎると守れなくなるぜ」とか言ってたし、
(こっちの……まわりの?……苦労も知らねぇで)みたいな描写もあるし、
わかんないところで守ってくれてたのかもしれません。
写本筆写研究部を退学にしたのも、映像研を遠ざけて守るためだったのやも。
こちらもDVDを見るヒトの中にいたような? 生徒会長もいたかな?

って、だからわかりにくいっつの。

 

金森氏が風邪ひいたのも元は浅草氏が川(というか水没した道路)に
落ちたのを助けたせいだろ!?

とかも、見舞いはしているもののわかりにくいぞとか……
(水崎氏に言わせたらそれはそれでうっとおしい感じなのもわかるようなですが)

 

モラトリアムだのなんでも利用するだの言ってるし、
金森氏はわかってやってて(他の二人は天然?)、
作業場所も機材も電気代も学校関係者の動きも全部、教育コストでしょ?
そっち持ちでいいんだよ的なこととかまでも考えちゃうし、ああメンドクサイ。
(やっぱり金森氏を追いかけても癒されないなぁ……逆に癒される?)

 

うーん、なんて言えばいいんでしょう……

説明的にならないほうが、見ているほうも面白いのでいいんですけど、
想像を強いられる分量が多くてシンドイのですな。
(当方がノータリンなだけなんでしょうけど)

 

疾走感重視のほうが正解だとは思うんですけどね。


ええ、大変面白かったです。

ただちょっと愚痴りたかっただけなんです。ゴメンナサイ。 m(_ _;)m