民主主義は馬鹿に従うシステムなの?
あんま進まないんで、過去記事にかこつけて(えっ?)
書いちゃったりしちゃったり……
低投票率で思ったこと
https://chiraura20190421.hatenablog.com/entry/2019/07/08/092945
で10人の村をやったんですけど、
人間って、身長差とか体重差とか、
多かれ少なかれ個人差がかならずあるですよ。
それは、アタマの良さについても同様のはずです。
(何を持って“アタマが良い”とするかは、脇に置きます)
10人の村でも、
アタマの良さが順番にあります。
村人Aが1番、Bが2番、…… Jが10番目という具合だったとします。
本来、民主主義は全会一致が原則だと思うんですけど、
緊急避難的に多数決を用います。
(“数は力”なんて言っちゃったりします)
で、この10人の村で多数決を行った場合、
10人中6人が賛成すると6:4で決定します。
(5人だと同点5:5で、決定できない)
というわけで、
たとえ、1番アタマの良い人の案でも、
最低でも上から6番目のアタマの良さの人が賛成しないと
決定できません。
逆に、なにかウワサに惑わされる等して、
上から5番目から10番目の6人が賛成してしまうと、
1番目や2番目にアタマの良い人が、
「それは間違ってるよ!」とか言って反対しても、
誤った決定をしてしまうことにもなってしまいます。
というわけでというわけで、
少なくとも上から6番目にアタマの良い人が、
100人の村なら、上から51番目にアタマの良い人が、
1億人の国なら、上から5千万1番目にアタマの良い人が、
賛成しないとダメなわけです。
5千万1番目って、おもっきし普通の人なんですけど。
その人が決めるの??
その人が理解して、納得しないと決定できないの???
もっと言うなら、
上述の「なにかウワサに惑わされる等」が起こってしまったら……
まぁ、日本は代議員制なので、直接はかかわらないですけど、
その議員を選挙で選ぶ、投票するという形でかかわるわけです。
なんだかなぁ…… な、感じです。